ブログ～ヴィーマの一歩～

こんにちは！ヴィーマです♪
寒さが本格的になってきた12月。皆さんいかがお過ごしでしょうか？
こんな季節は温泉にでもつかってゆっくり体を温めたいものです。。

先日、県内の某温泉施設を管理する方から一本のお問い合わせの電話を受けました。
そこは県内でも有名な山奥の温泉施設。私も一度行ったことがある温泉ですが、地元民はもちろん、観光客にも人気がある施設です。

お問い合わせの内容は、「施設で使うお水の出る量が減っていて、ポコンポコンと音がする」ということでした。
詳しくお聞きすると、その施設の近くに井戸があり、その井戸の水を使用しているとのこと。

さっそく現場調査へ向かいます！温泉施設を通り過ぎさらに山奥に向かうと大自然に囲まれた井戸があらわれました。
炭酸水を多く含んだ井戸で、なんと江戸時代からある古い井戸。
資料などももちろん残っておらず、長年メンテナンスもしていないとのことでした。

作業としては、井戸洗浄をする前と後にカメラ調査で中を確認します。
お客様にもそのデータをお渡しし、記録として残して頂きます。

作業工程の流れはこちらです。

以上の工程を経て、こちらの表でも分かるように、井戸水の吐出量は無事回復いたしました。
今まで以上に水が出るようになり、お客様も大変喜んでいただきました。

施設で使う水の量が減っていた原因は、水を取水する部分に砂や粘土などの目詰まりがあり、水の流入が阻害されていたことが原因でした。
この井戸は自噴井戸（管を打ち込むだけで勝手に水が地上へ自噴するもので、ポンプの設置が不要）であるため、井戸の中に入った砂や粘土質の泥などが井戸の底に堆積しやすい面もあります。
定期的なメンテナンスが必要であることをお伝えさせていただきました。
皆さんから愛される温泉施設の大切な水を支える水源井戸、永久的に使い続けて欲しいと思います！

このように、日頃皆さんが利用する水も、井戸の水かもしれません。
何気なく蛇口をひねると出てきてくれる水ですが、自然の恩恵を受けているんですね。
私たちの命の源である地下水、井戸を永久的に使い続けられるよう、ヴィーマは井戸の洗浄、保守管理を行い、その大切さを伝えていけたらと思っております。

井戸のお困り事やご相談など、お気軽にお待ちしております！